PCケースの交換(その2:Precision PS11編)

前回、PCケースに電源(のケーブル)が入らないというまさかの結末(単に調査不足とも言う)でPCケースの交換ができず内蔵パーツを取り出したままの状態で新しいケースを探すことになりました。前回同様、価格.comで検索してVersa H26よりは高価なものの、下記スペックを満たすケースが見つかりました。

Silver Stone Precision PS11です。さすがに前回の失敗に懲りて内部のクリアランスはネット情報をもとにチェックしました。

1.Silver Stone Precision PS11のスペックと外観
オーソドックスなミドルタワー型ケースと言えます。

(1)スペック
ドライブベイ:5インチベイ X 2、3.5インチベイ X 3、2.5インチベイ X 2
フロントパネル:USB3 X 2、ヘッドフォン、マイク
ファン:前面12cm(青色LED)
 詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.silverstonetek.com/product.php?pid=528&area=jp#fgo-top
(2)外観
2.パーツの組み付け

(1)5インチドライブベイ

スクリューレス構造でレバーを手前に引きながらデバイスを挿入します。

(2)3.5インチシャドウベイ

3.5インチシャドウベイもスクリューレスでドライブをそのままはめる感じです。

(3)2.5インチシャドウベイ

2.5インチドライブは予めトレイに取り付けてからベイに取り付けます。これらはいずれもネジが必要です。

上側の2.5インチベイはSATAケーブルのコネクタ形状によっては接続できない可能性があるので注意が必要です。L型のコネクタは接続できません。

(4)マザーボード

マザーボードの大きさに合わせてスペーサーを取り付けます。ネジ穴付近にマザーボードの規格に合わせた刻印があるので戸惑うことはありません。

(5)組み付け終了

Versa H26と異なり、電源部分のスペースもかなり余裕があります。

3.スイッチウォォォン!

パーツの組み付け、ケーブリングが終わったのでYoutube吉田製作所のヨシダヨシオ氏よろしく「スイッチウォォォン」と言いながら電源ボタン押しました。しかしながらしばらく待ってもディスプレイに何も表示されません。

首をひねりながらマザーボードを見ると見慣れないLEDが点灯しています。

写真だとわかりづらいですが、マザーボード上にCPUとプリントされた文字の横のLEDが点灯しています。

4.想定外の事態
このLEDはCPUで異常を発見したことを表すインジケーターです。ネットで調べるとメモリに異常が検知された場合もここが点灯するようなので以下の事を確認しました。

(1)CPUの取り外し、取り付け
(2)メモリが無い状態での電源オン
(3)CPU電源ケーブルのさしなおし

これらのことをやっても状態が良くならないのでマザーボードに問題が発生したと判断しました。ケースから取り外したときに静電気で壊したか、ケースを発注して届くまでの間、棚にそのままの状態で保管したのがまずかったのか、いずれにせよマザーボードを買い換える必要が出てきました。ケースを交換したいだけなのに道のりは遠い...

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