今回はタイトルから察するとおりネタっぽい記事です。
通常マイニングリグは高性能なグラボを全力で稼働させます。その代わりファンが結構な騒音になり、少なくとも寝室に置くことはできません。
今回はタイトルの通り寒い寝室を少し暖め、かつお金も稼ぐというリグを目指して構成しました。部材はグラボ以外は中古もしくは流用で極力安く調達することを心がけました。
(1)パワーサプライ:サイズ:Power Kingdom 600W (ATX-0360) \3,180(ヤフオク)
(2)マザーボード:MSI:Z68A-SD60(B3) \5,980(ヤフオク)

OEM向けのため結構癖の強いマザーボードです。パワースイッチのピンが見たことの無いところにあります

LGA1055用なのにグラフィックポートがありません。グラボ必須です
(3)CPU:Pentium G630T(ファイルサーバーからの流用)
(4)メモリ:DDR3 8GB(ファイルサーバーからの流用)
(5)ストレージ:TOSHIBA 16GB USB3.0 \1,580(コジマ)
(6)OS:ethOS $39
(7)パワースイッチ: 1号機からの流用

グラボを除く機材。土台はとりあえず集成材の板です
(8)GPU:Palit NE5105T018G1-1070H x2 \37,960(ドスパラ)

Palitは相変わらずシンプルな箱で付属品も最小限です
今回はGPUにファンレスタイプを使用するのがみそです。

ボードに比べて巨大なヒートシンクがかっこよすぎる

この取っ手はどういう意味があるのだろう
今回はヒーター兼検証環境なのでライザーは使用しません。マザーボードにあるPCIex16スロットに直接装着します。

まず1枚目

2枚でも相当な存在感です

壮観
これを12cmファンを低速で回転させて冷却すれば静音リグの完成です。

ファンは載せているだけです
総額5万円ちょいのヒーターです。
気になるハッシュレートは以下
ZEC:150~160 sol/sec PL=65W
このヒーターは今日(2月5日)のレートではヒーター全体の投資を回収するのに1年以上かかってしまいますが相場が上向けば早期回収も可能です。
P.S. 少しだけ誤算。GTX1050Tiは意外に低発熱でヒーターとしての能力は若干低めかも。(常時50度前後)