以前、Kospet Homeを紹介したときにこれが最後のスマートウォッチフォンと書いたような記憶がありますがまた買ってしまいました。
気になるスペックは以下です。
1260mAhのバッテリー
1.6inchのディスプレイ
スペック的にはSOCが同じだけあってKospet Hopeとネットワーク等の対応は変わりません。
ディスプレイ、カメラ、バッテリーが相違点となります。また、そこがPrimeのウリと言えるでしょう。あと、ひっそりと防水という記述も見られます。
基本情報 | OS: Android 7.1.1 CPU: MTK6739 Cores: 1.25GHz RAM: 3GB ROM: 32GB |
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ネットワーク | WIFI: 802.11a/b/g/n wireless internet モバイルネットワーク: TD-SCDMA+FDD-LTE+TD-LTE+WCDMA+GSM Frequency: FDD-LTE: B1/2/3/5/7/8/12/17/20,GSM B2/3/5/8,TD-SCDMA B34/B39,TDD-LTE B38/39/40/41,WCDMA: B1/2/5 GPS: Yes Bluetooth: Yes Bluetooth Version: V4.0 |
ディスプレイ | Screen type: IPS Screen size: 1.6 inch Screen resolution: 400 x 400 |
カメラ | フロントカメラ:2MP サイドカメラ:8MP |
バッテリー | 1260mAh |
同梱物 | 本体 保護フィルム: 1 充電ドック: 1 USBケーブル: 1 マニュアル: 1 |
大きさ
重量 |
Product weight: 0.0830 kg Product size (L x W x H): 27.40 x 5.08 x 1.75 cm |
(1)箱
輸送の関係で安定の角つぶれ状態。
箱を開けるとこんな感じです。
(2)同梱物
同梱物は以下の7点です。
本体、nano simスロットカバー取り外し用ドライバー、スロットカバー用予備のネジ、保護フィルム、USBケーブル、充電ドック、マニュアル
(3)外観
ベゼル部分はセラミック製でチープさは全くありません。
真ん中はの円形部分はサイドカメラ。
左側面は何もありません。
裏面には充電用接点、心拍計があります。ネジ止めされているのはnano simスロット用カバー。
(4)nano SIMのセット
本体裏側のカバーのネジを外すとnano SIMスロットが現れます。
この状態で金属のnano SIMカバーを左にずらすとカバーが上向きに開きます。
そこに上図のようにnano SIMをセットしてカバーをはめて右側にずらすとセット完了です。(下図)この後、データ通信を行うためにAPN設定をします。
(1)操作
これまでにAndroidスマートウォッチフォンを使ったことがある人であればすぐになれると思います。
(2)画面イメージ
ウォッチフェイスはアプリで切り替えできない(後述)のでフェイス画面を長押しして変更します。フェイスの追加は本体をネットワークに接続してフェイス選択画面の+をタップすることで出来ます。
下はアプリ画面。BubbleスタイルとArcスタイルがあります。(これはBubbleスタイル)
下はArcスタイル
ブラウザを表示させたところ。ラウンド型なのでまるく表示されます。画面が汚く見えるのは撮影が下手なために生じる問題です(すみません)。
アプリをラウンド型で表示させると不都合がある場合はスクエア型で表示させることも出来ます。
下は文字入力画面。画面が大きいこともあって、意外と普通に打てます。ただし、.(ドット)はキーが小さくて打ちづらい。
(3)パフォーマンス
特にもっさりするということはありません。
(4)カメラ
せっかくの高解像度(8MP)センサーですが光量が足りないとノイジーな仕上がりです。軽いメモ程度にしか使えない印象です。ビデオはガラケーの動画フォーマットでおなじみの形式(拡張子.3gp)です。
(5)バッテリー
流石の1200mAhです。充電なしで2営業日(8:00〜21:00 x2)もちます。
(6)フェイスアンロック(顔認証)
顔認証を有効にするとスマートウォッチの認証が有効になります。顔認証かゼスチャーによる認証を求められます。セキュリティに敏感な人には良い機能なのかもしれませんが私としてはあってもなくてもどちらでも良いという感じです。
(7)アプリの対応
アプリは中華スマートウオッチ定番のWiiWatch2なのですが、このアプリとkospet primeとは相性が良いとは言えません。スマホ通知は信頼性に欠け、ウォッチフェイスのダウンロード機能は使用できません。スマホ通知を実用的に使おうと思うとWatch Droid phoneアプリの使用を検討した方が良いかもしれません。
(8)ファイル転送
充電ドックを接続してパソコンにつなぐとUSB接続時のオプションが選択できます。このあたりは一般的なAndroidスマホと同じです。ここでファイル転送を選択するとパソコンとのファイルのやりとりが可能になります。ちなみにユーザ利用可能な容量は25GB弱です。
(9)物理的なフィット感
厚さ17.5mmということで腕につけるとごろっとした異物感はあります。
ハードウェア単体で見るとスペック相応で良く出来ていると思います。超小型スマホが腕にまきついている感じです。しかしながらスマホ連携アプリの完成度が低く(というかKospet Primeとの連携が非常に悪い)スマートウォッチとしての価値を大幅に低下させています。
スマホ通知がもっと改善されれば常用できるのですが現状では凝ったオモチャの領域を出ません。逆に言うと凝ったオモチャが欲しい人にとっては本機はかなり面白い物になると思います。