3台目の完全ワイヤレスイヤホンです。
以前購入したAIKAQI Touch Two V5.0はまぁまぁ満足していたのですが、わずか3ヶ月で充電ケースのバッテリーが死んでしまい使用不可になりました。
しばらくゼンハイザーIE80を使い続けていたのですが、冬場は服を着込むのでワイヤレスイヤホンが便利と思い三度完全ワイヤレスイヤホンに挑戦しました。今回はaptX対応という点を加味して本機を購入しました。
主なスペックは取扱説明書(立派な日本語の説明書です)に記載がありますが
(1)Bluetooth V5.0対応
(2)SBC/AAC/Apt-X対応
この2点が重要だと思っています。(1)は最近のBluetooth製品は5.0対応が多いので問題ないですが4.0以降かそうでないかでかなり変わってきます。A2DPの対応コーデックである(2)はスマホ側で確認する方法が中々ないのですが、私が使っているRedmi NOTE7では簡単に確認できるので後ほど確認したいと思います。
外箱のふたを開けたところ
(2)同梱物
付属品は以下。
取扱説明書
入会登録案内(6ヶ月の延長保証がつきます)
USB Type-B(オス)ーType-Cの(一般的な)ケーブル
Type-B(メス)ーType-Cのケーブル、
キャリングケース
イヤーピース(撮影し損ねました)
(3)充電ケース
充電ケースは鈍い金色と言った感じで、光沢仕上げとなっています。そのため指紋や汚れが目立ちやすいと思います。
側面にはUSB Type-Cの充電ポートがあります。これも購入ポイントになりました。
(4)本体
本体はマット仕上げで滑りにくくなっています。タップ部分は金色ですがヘアライン仕上げでド派手というわけではありません。
(5)充電時の状態
イヤホンを充電ケースにセットすると本体LEDが赤く点灯します。充電が完了すると青く点灯します。また、充電ケース側では充電時のイヤホンのバッテリー残量に応じて長さの変わるバーが表示されます。
(1)ペアリング
充電ケースから取り出すとそれぞれ「電源が入りました」と音声が流れるのでこの状態でスマホなどのBluetooth接続画面で「SRUIK-F05」を選択するとペアリングが完了します。
(2)A2DCコーデック
特に何の操作もなくapt-Xで接続できます(下図)。
(3)主な操作
音量+ → 右イヤホンをタップし続ける
音量- → 左イヤホンをタップし続ける
一時停止/再開 → 短くタップする
曲送り → 右イヤホンをダブルタップする
曲戻り → 左イヤホンをダブルタップする
電源オン → 両方のイヤホンを2秒以上タップし続ける
電源オフ → 両方のイヤホンを6秒以上タップし続ける
電源オン/オフについては充電ケースから取り出したり、収納することで自動で行います。
(4)音質について(Apt-X接続環境下)
低音がそこそこ強調されますが高音が埋もれるわけではありません。解像感は有線イヤホンにはかないません(価格差を考えるとIE80に勝てないのは当たり前)が通勤中にライトに聴く分には特に不満はありません。音が悪すぎてダメとは全く思いません。iphone付属のearpodよりはずっといい音だと思います。
(5)混信について
完全ワイヤレスイヤホンの場合、特に混信によるノイズや音切れの影響を受けやすくなりますが本機も同様です。満員電車の中ではほぼ影響ありませんが人ごみの中を歩くとブチブチ切れます。
(6)バッテリーの持ち
イヤホンは3時間程度再生できます。充電は1時間程度。バッテリーをほぼ使い切ったイヤホンを充電ケースにセットするとケースの充電容量パーセントが2パーセント減ります。単純計算で充電ケースは50回充電できることになります。実際、片道1時間30分程度通勤にかかる私の場合、平日5日間の使用で充電ケースの容量はまだ89パーセント残っています。
中華低価格ワイヤレスイヤホン恐るべしです。安い有線イヤホン(実売3000円以下)の存在価値を根幹から揺るがします。AIKAQI製品にあったようなバッテリーの耐久性については注視する必要がありますが、本機の取扱説明書の完成度は非常に高く、物としての質感、スペック、使い勝手もよいので十分オススメできるレベルの製品だと思いました。
本機はアマゾンだけですが同じメーカー(SRUIK)のイヤホンはyahooや楽天でも購入できます。