間隔が空きましたが太閤の遺産シナリオの大名別攻略編その2です。
毛利家は領国の多さの割には収入が多くなく、何よりも兵質が50でかなり弱い。しばらくは野戦を避けつつ領国を広げる必要がある。とにかく兵も弱い、武将も弱いと言う状態なので軍事力の高い武将は積極的に引き抜く。あと、宇喜多家とは同盟関係を維持し続ける。
(1)伊予に侵攻。加藤家から塙団右衛門を引き抜く。
(2)龍造寺と同盟してから豊前に侵攻。黒田家から後藤又兵衛を引き抜く。
(3)黒田を滅ぼす前に立花家と同盟を結ぶ(後に従属、臣従させる)
(4)この間、長宗我部家、島津家と同盟しておく。
(5)北九州で戦闘中に豊臣から従属要求があるが断る(おそらく同盟破棄となる)
(6)北九州の豊臣領を制圧する。
(7)福島家、前田家、伊達家とはなるべく同盟を維持して徳川家に臣従させないようにする。
(8)豊前、筑前、豊後を制圧したら上方の豊臣領に侵攻する。
(9)宇喜多家と協力して豊臣領を分割した後、徳川家とガチ勝負していく。
この頃の島津家は往年の猛将は年老いたり、亡くなったりしていて戦力的にはかなり低下している。また、わかりきったことではあるが中原が遠いのでもたもたしていると巨大化した徳川家と勝負することになってしまう。有力武将を引き入れつつ、スピード感も必要というなかなか難しいさじ加減。
(1)肥後の水俣城を確保。薩摩への侵攻を防ぐための拠点。
(2)伊東家、秋月家との同盟を破棄し日向へ侵攻。
(3)豊後(この時点では恐らく豊臣家所領)を制圧する。
(4)この間、財政が許す限り伊達、前田、福島氏と同盟を維持する(徳川家の牽制のため)
(5)豊後制圧後、肥後に侵攻。
(6)九州南半分を制圧したところで九州北半分の勢力(毛利、龍造寺であることが多い)と
同盟を結ぶ。
(7)四国へ侵攻(宇喜多家と戦う)。
(8)四国制圧完了時点で徳川家が摂津に迫っているようであればそのまま摂津に侵攻。
(9)四国制圧完了時点で徳川家勢力が近江付近にいる場合は宇喜多領の備前、美作を押さえる。
(10)これ以降は毛利や豊臣勢力を(味方として)うまく利用しつつ徳川家と戦っていく。
中原から遠いので選択肢が多い印象だが序盤でもたつくと詰む。序盤の速攻のために堅城の多い肥後を避けて日向、豊後を先に制圧するルートが効率的と考えられる。
前田家は当主利家がすぐに死んでしまうが、世継ぎの利長はじめ世継ぎ一門はそこそこ使えることと富田重政、長連龍などの優秀な家臣がいるのでそれほど苦労はしない。基本的には徳川家の成長を妨害するために越後→関東というような侵攻ルートとなる。
(1)加賀を統一
(2)大谷家と同盟を結び越後侵攻時の背後の安全を確保する
(3)越後侵攻→統一
(4)この間、豊臣家、最上家と同盟
(5)徳川家と戦いつつ、上野に侵攻する
(6)福島家と友好度を高め、徳川による従属ー臣従を阻止する
(7)下野、常陸、武蔵に侵攻していく
(8)豊臣が東進してくるので武蔵をなるべく早めに確保する
(9)1~2万ほど金を貯めたら豊臣との同盟を破棄する。
(10)豊臣と戦う場合は越前→北近江、越前→美濃の2つのルートで侵攻する
(11)同時に北信濃、相模に牽制攻撃を仕掛ける
((10)の主力による侵攻を助けるため)
(12)尾張、伊勢北部を支配して豊臣を東西に分断する
このように進めていくと1620年代前半には関白になれる。
伊達家は当主政宗始め優秀な武将が多いが奥州大名のハンデ(移動時の疲労ペナルティが大きい、収入が貧弱)がある。外交的には上杉家よりも楽で南部家、最上家と同盟関係なのでそちら方面は気にしなくて良い。いかに素早く北陸奥、出羽を押さえるかがカギとなる。
(1)白石城で上杉景勝本隊を撃滅する(上杉隊は武将が4人しかいないので必ず勝てる。レベル1の城にこもったところを強襲すれば最小の損害で上杉隊の兵士は全滅する)。
(2)米沢城に侵攻(南陸奥に侵攻してはならない)
(3)直江兼続が最上を蹴散らしながら出羽を北上するのでその背後を制圧しながら出羽での領地を広げる。
(4)前田慶次を引き抜いてから直江兼続隊を殲滅する
(5)出羽を統一したら越後へ侵攻。同時に前田家と同盟を結ぶ。(1604年ぐらいまでにこの状態になっているのが望ましい)
(6)越後路を南下しながら上杉家との関係を修復する(上杉には白河方面から侵攻してくる徳川家への防波堤になってもらう)。
(7)越後を味方勢力で制圧したら上野に侵攻。この時北信濃に隣接している城を持っているのであれば北信濃への牽制攻撃をかけるとなお良い。
これ以降は徳川を滅ぼし豊臣と最終決戦をするという流れになるが、600万石ぐらいになるまでは上杉家同様経済破綻すれすれで中々厳しい。関白になるのは上杉同様1630年前後になる。
シナリオ開始時、豊前一国も支配していない弱小大名だが一門の如水は文字通り鬼謀の人で家臣も猛将揃いである。黒田家は如水の知謀をフル活用して領国を広げていくことになるが、不確定要素(つまり運に左右されやすい)が多くかなり難しい。四国制圧に時間がかかりすぎると徳川家との国力に圧倒的な差がついてしまう。収入は東北大名よりマシなので如水が生きている間にチャンスがあれば敵武将を引き抜いていく。特に毛利は代替わりすると忠誠が低下するのでチャンスである。
(1)豊前統一。
(2)小早川家に侵攻、同時に毛利、龍造寺との同盟を目指す。
(3)筑前を完全制圧するまでは毛利と同盟を結ばない(小早川家が従属国になってしまうため)
(4)同時にまず福島家、伊達家と同盟を目指す。
(5)豊後に侵攻
(6)島津と同盟
(7)伊予、土佐に侵攻
(8)讃岐、阿波に侵攻。宇喜多家をなるべく武将ごと全滅させておく
(9)この頃までに世継ぎの黒田忠之が登場するが政治力0という恐るべき無能なので機を見て死ぬように仕向ける。生かしておくと後々大きな禍根を残すことになる。
(10)以降は包囲殲滅を駆使しながら徳川家勢力を削っていく