Baikal Giant NはCryptonightとCryptonight-Liteに対応しています。
CryptonightについてはいずれAntminer X3が出回るとDifficultyが一気に跳ね上がる可能性があります。そこで唯一Cryptonight-Liteに対応しているAEONの設定について調べました。
1.AEONの収益性
Baikal Giant NはCryptonight-Liteの場合ハッシュレートが40KH/sでます。これをBaikal Minerで紹介しているサイト(https://www.cryptunit.com/)で見ると1台あたり13.9$稼げるような表示になります。実際にこの通りだとすると俄然テンションが上がります。
2.AEONのウォレットアドレス
AEONのウォレットアドレスですが、今回はHitBTC(https://hitbtc.com)という取引所の物を使用します。
本来はローカルウォレットがいいのですが、設定の確認と言うことで手軽さをとりました。
この取引所は取り扱う通貨が国内の物とは段違いに多く、一見どうやってアドレスを取得すればいいのかわかりません。日本語表示だと妙な表現になりますがAccount(Acカウント)を選択します。
そうすると取り扱い通貨がずらりと表示されるのでAEONを探します。
ここで入金アイコンをクリックするとアドレスが表示されます。
このアドレスを設定に使用します。
3.Baikal Giant Nの設定
Baikal Giant NにはAEONマイニング用のプール設定がプリセットされています。
AeonMiningPoolをダブルクリックすると設定が追加されるので後は以下の値をセットします。
USER:取引所で取得したAEONのウォレットアドレス。
Pass:何も指定しない場合は”x”。ワーカー名を設定しても良い(”Worker1″など)
Priority:0(0にするとその設定で掘り始めます)
4.一日掘ってみた
10台あるBaikal Giant Nのうち5台をAEONマイニングに割り振って、Nicehashと比較してみました。結果は以下です。
AEON:12.90 AEON(0.0028BTC:執筆時レートで)
Nicehash:0.002951 BTC
というわけで ほぼ互角です。ただ、AEON採掘時は5台中1台分ハッシュレートが出ないことが2度ほどあり(その都度電源オフオン)、あまり安定しているとは言えない状況でした。どちらを掘るかはお好み次第というところでしょうか。いずれにせよhttps://www.cryptunit.com/で見るほど収益性はないので気をつけてください。