実は昨年暮れのPayPay祭りの時にMacbook Airを購入していました。もともと11インチのMacbook Air(2013)を所有していたのですがそろそろ新しいものが欲しくなってきたタイミングでPayPay祭り。何も考えずに購入してしまいました。ただ、購入して満足してしまい開封が先週という典型的な物欲野郎の症例。もたもたしているうちにまさかのMacbook Air(2019)の発売。勘弁してくれー。
開封が遅れた理由としては購入して満足してしまったというのもあるのですがデータ移行がめんどくさそうと言うのもありました。特にメールデータがうまく引き継げるかどうかが心配でした。プロバイダのメールアカウントなのでGmailと違って数ヶ月たつとサーバーから消去されるのです。
データ移行にはMacOSにプリインストールされている「移行アシスタント」を使用します。
新しいMacを設定すると設定作業の途中に自動的に「移行アシスタント」が起動するので、そのタイミング古いMacでも「移行アシスタント」を立ち上げて新しいMacから認識させればそれだけでスムーズに移行できます。
簡単に手順を書きます。
(1)古いMac側でOSのアップデートをしておく。
Appleのサイトには「適用可能な Apple ソフトウェアアップデートをすべてインストール」と記載されています。これはOSをバージョンアップしろという意味ではありません。
実際、私の新しいMacはバージョン10.14.1(Mojave)で古い方は10.11.6(El Capitan)ですが問題なく移行できました。
(2)古いMac側で「移行アシスタント」を起動する。
古いMacでは「別のMacへ」をチェックします。新しいMacでも同様の画面が表示されますがそちらではこの画像のように「Mac, Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択します。
(3)新しいMacで初期設定を開始する。
(4)うっかり初期設定で移行をスルーした人は新しいMacで「移行アシスタント」を起動します。
(5)ガイドに従って操作するだけ
迷うことなく「続ける」をクリックするだけでどんどん進めていくことができます。ただ、巷の情報を見ると写真や動画を移行データに含めると非常に時間がかかるそうです。これらはUSBメモリ等で別途移行した方が良いのかもしれません。
(6)完了
私の場合、Macbook Airはサブ機なので写真も動画もほとんど無いと言うこともありWifi経由でも40分程度で完了しました。心配していたメールデータも問題なく移行できていました。メールソフトの設定もパスワード以外は全て引き継いでいました。素晴らしい。
やってみるとめちゃくちゃ簡単でした。これならもっと早くやっておけば良かった。
(1)外箱
(2)箱を開ける
(3)本体を取り出す
説明書を取り出すとACアダプタ(USB type C PD)が埋まっています。
(4)本体
左側面はUSB Type-C ポートが2つ。
右側面はイヤホンジャックのみ
せっかく新旧Macbook Airがあるので性能の比較などをしてみたいと思います。
(1)CINEBENCH R20
ベンチマークで有名なCINEBENCHの最新版です。
驚いたことにMacbook Air(2013)とあまり違いがありません。
数値的にはMacbook Air(2018)が618、Macbook Air(2013)が548です。
さすがに気になったのでCPU Comparisonで確認します。Macbook Air(2013)はCore i5 4250U、Macbook Air(2018)はCore i5 8210Yです。
CINEBENCHを裏付ける結果です。Core i5 8210Yはパフォーマンスよりもバッテリー駆動時間に重きを置いた低消費電力CPUなのでこのような結果になっています。
(2)AmorphousDiskMark
CrystalDiskmark風のMac用ストレージベンチマークソフトウェアです。
(2-1)Macbook Air 11 inch (2013)
SATA接続かつ2013年モデルということでこの辺が限界なのでしょう。ただ、自分が使っていた限りでは特に不満はありませんでした。Mac OSとWindowsの違いもあると思います。
(2-2)Macbook Air 13.3 inch (2018)
さすがのNVMeです。
(2-3)メインPC(Ryzen7 1700, Memory 24GB, Samsung 850 EVO)
SATA接続で2014~2015年のモデルですが数値的には相当速いと思います。書き込みはメモリ搭載量が効いているかもしれません。
(3)性能まとめ
スペック的に見ると特にCPUパワーは新型といえども期待してはいけません。ストレージ、ディスプレイ、バッテリー駆動時間の総合力で進化させているモデルと言えます。
このようにMacbook Airは家の外で使うモデルなのでデスクトップとしても使いたいという場合はMacbook Proを購入した方が幸せになれます。