Moneroのハードフォーク(Cryptonight v8)

Moneroが4月に続き10月18日にハードフォークしました。

ハードフォークの意義などについては他サイトの記事に譲るとしてここではethosの設定について記載します。

なお、以下の設定を行う前にethosを最新版(1.3.3)にアップグレードしてください。

私はこれまでMoneroはccminerで掘っていたのですが、ethosの記事をみるとxmr-stakを使用することになっています。その記事ではAMD用の設定になっていますがNVIDIA用の設定は以下になります。(worker識別子は削除しています)

globalminer xmr-stak
maxgputemp 80
stratumproxy enabled
proxywallet 41rrSY681uLi5mAEb87HNSek96wkJmGgYgH1dMjTdYrH5KwBJnCmwMWfXKa12tsWnb7nkTyphykZJEDc3TgRbBGSHpX5Eyn
proxypool1 xmr-jp1.nanopool.org:14444
proxypool2 xmr-us-west1.nanopool.org:14444
globalfan 60
xmr-stak=flags –currency cryptonight_v8(オプションの前はハイフン2つ)

AMD用の設定から–noNVIDIAを抜いているだけです。これでちゃんと動きます。

特に赤字の部分が重要です。

なお、私の環境ではMEMORY ALLOC FAILEDエラーが出たので同じくethosに記載のあったホットフィックスをインストールしています。

$ sudo hotfix install-xmr-memfix

ハッシュレートはccminerに比べて20%程度低下しています。私のリグはccminerでは2800H/s程度あったのがxmr-stakでは2300H/s程度です。ccminerが対応するようになったら試してみたいものです。

これで再びASICが対応できなくなったことが期待できます。

Monero陣営は気合いが入ってますね。

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