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Amazfit GTR スマートウォッチはコスパ最強か?【実機レビュー】

Amazfitの最新スマートウォッチの一つであるGTRを購入しました。
腕に巻いていて恥ずかしくないデザイン、後なんと言っても公称20日以上のバッテリー持続時間が魅力的です。基本性能はPaceで証明済みなので安心感もあります。

Huami Amazfit Pace のレビューです。安価で高機能。日本語対応はしていませんが、それさえ気にならなければ相当な高コスパスマートウォッチです
1.基本スペックについて

公式サイトにあるスペックは以下です。

特筆すべきはバッテリーの持ちです。これまでAndrodo smartwatchやApple watch等と比べるとにわかには信じがたい数値です。

Amazfit GTR 47mm Amazfit GTR 42mm
サイズ 47.2 x 47.2 x 10.75 mm 42.6 x 42.6 x 9.2 mm
重量(ストラップ除く) アルミ:36g
ステンレス:48g
チタン:40g
25.5g
防水 5気圧 5気圧
ディスプレイ 1.39″ AMOLED, Resolution 454×454, 326 ppi 1.2″ AMOLED, Resolution 390×390, 326 ppi, Always-On Display
Corning Gorilla 3 tempered glass + Anti-fingerprint coating Corning Gorilla 3 tempered glass + Anti-fingerprint coating
ストラップ幅 22 mm 20 mm
センサー BioTrackerTM PPG biological tracking optical sensor, 6-axis acceleration sensor, 3-axis geomagnetic sensor, Air-pressure sensor, Capacity sensor, Ambient light sensor
GPS GPS+GLONASS
通信 BT5.0 BLE
バッテリー 410mAh リチウムポリマー 195mAh リチウムポリマー
充電時間 2時間
バッテリー持続時間 標準的な使用条件: 24 days

心拍数測定、睡眠監視、150通知、30回時計表示/日、3回のランもしくはエクササイズ/週、他の操作で5分

ウォッチモード:74日

ブルートゥース/心拍計をオフ、
100回時計表示/日

標準的な使用条件: 12 days


ウォッチモード: 34 days

ボディの材質 Metal, microcrystalline zirconium ceramics, polymer materials
サポートOS Android 5.0 and above, iOS 10.0 and above
付属品 Magnetic charging base, user manual

なお、この製品は多くの中華製品と異なり技適を取得しています。

2.開封の儀、外観
(1)外箱
角がつぶれているのはメーカーと言うより配送業者(China post)の責任でしょう。

(2)内箱

(3)付属品

充電用ドックはケーブル一体型でマグネットによりスマートウォッチと合体します。

ユーザーマニュアルは多言語対応で、日本語部分の訳はほとんど違和感がありません。

(4)本体

本体は高級感があり、デジタルガジェット臭さがありません。ベルトは表面は合成皮革、裏面はシリコン仕上げとなっています。おしゃれ着やスーツと組み合わせても恥ずかしくありません。

3.操作画面

操作画面をざっと紹介します。

(1)上へスワイプ

懐中電灯、画面の明るさ、バイブレーション制御、エコモード、画面ロックの操作ができます。

(2)右へスワイプ

心拍計

(3)左へスワイプ

歩数計

(4)下へスワイプ

操作メニューが表示されます。

操作メニューは以下の通り

・状態:心拍、歩数などの状態を表示する
・PAI:心拍、睡眠モニターの結果を基にした健康指標を表示
・心拍:心拍計
・運動:ランニングをはじめとするエクササイズをモニタリングする
・運動記録:エクササイズの記録
・天気:スマホと連携して取得した天気情報を表示する
・音楽:スマホの音楽プレーヤーの操作
・通知:スマホ通知の表示
・アラーム
・リマインダー
・もっと:上記以外の機能を表示、操作する
・設定:スマートウォッチの設定を行う

なお、「設定」→「常時表示」で文字盤を常時表示させることができます。しかしながらバッテリー消費が激しくなるというデメリットがあるのであまりおすすめしません。

「設定」→「システム」→「管理項目」で各国の規制準拠を表す画面が表示されますが、技適もしっかり入っています。

4.使用感

(1)バッテリー持続時間

スマホ通知と15分に1回の心拍測定なら1日あたり2パーセントのバッテリー消費。5分に1回の測定なら1日あたり3パーセントバッテリー消費です。つまり1ヶ月近くバッテリーが持ちます。これまで使用してきたAndroidスマートウォッチフォンとは別次元のバッテリーの持ちです。

9月23日から使い始めて10月30日で残19パーセント(15分に1回の心拍測定とスマホ通知オン)

(2)装着感

厚みがそれほどないので装着感は普通の腕時計と比べても遜色ありません。重量は私のモデルはステンレスですが普通の時計と同程度で重いと感じることはありません。

(3)スマホ通知

Amazfitはこの点については定評があるのですがGTRも全く問題ありません。母艦のスマホで設定した通知は今のところ100%転送されます。

(4)ランニングウォッチとして

GPSのつかみについてはさすがにGarminと比べると劣ります。私の居住地域は窪地にあるのでGPS電波のつかみは悪いですが、以前使用していた海外仕様のGarminでも同様でしたので国内向けGPSの「みちびき」対応以外のスマートウォッチと同程度なのかもしれません。

(5)スマホアプリ

スマホアプリは分かり易く操作も簡単です。日本語にもしっかり対応しています。

(6)日本語対応

購入当初は日本語に対応しておらず、ひらがなカタカナが文字化けしていましたが12月18日のファームウェア更新(v1.3.5.27)によって待望の日本語対応がなされました。設定に言語を選択するメニューがないので母艦のスマホの言語設定に連動していると思われます。

ファームウェア更新前

ファームウェア更新後

5.まとめ
スマホ通知と心拍計、睡眠監視目的なら最強のコスパを誇ります。また、デザインが秀逸(デジタルガジェットぽくない)なので装着していても全く違和感がありません。12月以前は日本語対応不備という致命的な弱点がありましたがフォームウェアアップグレードによりこれも解消されました。

現時点はで誰にでもお勧めできる最強コスパスマートウォッチと言えるでしょう。