ガジェットとマイニングと

nicehash最新情報(2019年7月7日時点)

以前お世話になっていたマイニングプラットフォームのnicehashに関する情報です。
しばらくアクセスしていない間に結構変わっています。

1. nicehash miner 2の開発終了
nicehash miner 2(以下NHM2)は今年の2月で開発が終了し、新しいバージョンはリリースされなくなりました。代わりはnicehash miner legacy(以下NHML)です。NHMLはもともとnicehash miner 1.xのオープンソース版です。(https://miner.nicehash.com/)

nicehashはNHMLはNHM2の2倍の収益性があるとうたっていますが、実際に動かしてみると確かにそうです。NHMLでしか対応しないマイニングアルゴリズムがあり、それがNHM2の2倍の収益性を生み出しています。

例えば私のメインPC(GTX1080)でNHM2を稼働させると約0.45USD/Dayですが、NHMLだと0.93USD/Dayとなります。

ただし、NHMLはnicehashでサインされないのでウイルスチェッカーに引っかかります。これを防ぐためにはウイルスチェッカーの例外設定が必要になります。このため、nicehashでは重要なデータを扱うPC上でNHMLを稼働させないようにしてくださいと注意喚起しています。

2. nicehashプラットフォームの刷新
これはごく最近来たメールに書かれていました。
We are happy to announce the next evolutionary step for NiceHash. We are introducing a redesigned and upgraded NiceHash platform that will serve as the central cryptocurrency hub for miners, buyers of hash-power and cryptocurrency traders. New NiceHash platform is now LIVE!
このメールの真ん中にあるボタンを押すと自分のアカウントが新しいプラットフォームに乗り換える処理が始まります。nicehash内ウォレットに多額のBTCを預けている人は念のため別のBTCウォレットに移してからアカウントの移行を行った方が無難かもしれません。
3. 最後に
このようにnicehashはちゃんと生きています。以前、マイニングをしていてそのまま放ったらかしにしている人はログインすることをオススメします。以前の大規模なハッキングの補填も細々ながら継続しているようです。BTCの価格が結構上がっているので皆さんのアカウントには小遣いレベル(もしくはそれ以上)の埋蔵金が存在するかもしれません。