ガジェットとマイニングと

Zeblaze THOR PRO 3G スマートウォッチフォン

同時期にスマートウォッチフォンを2つ買ってしまいました。こちらはもう少し普通っぽいです。

1.主なスペック
基本情報 OS: Android 5.1
CPU: MTK6580
Cores: 1GHz
メモリー: 1GB
ストレージ: 16GB
ネットワーク ワイヤレス接続: 3G,Bluetooth,GPS,GSM, WiFi
ネットワークタイプ: GSM+WCDMA
周波数: GSM 850/900/1800/1900MHz WCDMA 850/2100MHz
GPS: 対応
Bluetooth: 対応
Bluetooth バージョン: V4.0
ディスプレイ タイプ: IPS
サイズ: 1.53 inch
解像度: 320 x 320
カメラ Camera type: 有り。200万画素
バッテリー 500 mAh
同梱物 本体: 1
充電ドック:1
充電ケーブル: 1
ドライバー:1
英語マニュアル : 1
寸法、重量 寸法: 26.00 x 4.70 x 1.34 cm
重量: 0.0830 kg

スペック的にはこのカテゴリーの使用に耐える標準レベルの物となっています。

2.外観、同梱物
ラウンド型の外観はG Shock等をイメージさせます。

(1)正面右側面

右から電源ボタン、カメラ、戻るボタン

(2)正面左側面

SIMトレイが2カ所のネジにより止められています。

ネジを外して蓋を外すとナノSIM用スロットが現れます

(3)裏面

心拍計と充電用接点が見えます。本体下側のスリットはスピーカーです。

(4)同梱物

SIMスロットの蓋のネジ用のドライバー
USBケーブル
充電用ドック
マニュアル(英文/中文)

3.本体の使用感

(1)画面

1.53インチの画面は数字から受ける印象以上に広く感じます。また、旧世代のスマートウォッチフォンはベゼル以外でも表示できない部分が多く、gearbest等の製品イメージと実機のギャップがかなりあったのですが本機に関してはそのようなことはありません。
また、本機独特の機能として屋外での視認性の良さがあります。普通の液晶ディスプレイでは屋外では輝度を上げないと視認性が著しく悪くなるのですが、本機では半透過液晶の採用により視認性の低下が最小限になっています。トレードオフとしてモノクロっぽい表示になります。この機能により輝度を三段階の中で最も暗いLOWのまま運用し続けることが可能です。

好みもあるけど標準のウォッチフェイスはあまり格好良くない。標準機能でネットワークからダウンロード可能なのでお好みのフェイスを探すことは可能です。

標準のアプリ配列(ラウンド配列)

アプリのリスト配列

アプリのマトリクス配列。アイコンはもう少し小さくても良いと思う。

Chromeブラウザの表示

Playストアの表示

屋外での表示。半透過液晶のため、ほぼモノクロ表示になっている。輝度最小でも視認性は十分。

(2)操作

操作は普通のandroidスマホとほとんど変わりません。
ホーム画面を左にスワイプするとアプリ一覧が出てきます。後は直感的に操作できます。
また、1.53インチ画面のおかげでキー入力はぎりぎり可能です。

(3)パフォーマンス

android5.1のせいかAntutu 3Dがインストールできません。ブラウザの表示やアプリの切り替えでは特にもたつくようなことは無く、特にブラウザの表示速度ではLEMFO LEM4 Proを上回ります。

(4)バッテリー

設定によって消費電力が異なります。スマホ通知に欠かせないBlutoothはオン、屋外ではほぼ役に立たないWifiはオフにして他の設定の組み合わせでバッテリー残量を比べてみました。

機能組み合わせ1組み合わせ2組み合わせ3組み合わせ4
3G通信オンオンオンオフ
ディスプレイ輝度MIDLOWLOWLOW
GPSオンオンオフオフ
バッテリー残量7時間で残り7%12時間で残り12%12時間で残り46%12時間で残り51%

これを見ると、ディスプレイの明るさとGPSの影響が大きいことがわかります。ただ、ここ数日は「組み合わせ4」でもバッテリーの持ちが悪い時があり、bluetoothの接続状況も影響があるのかもしれません。また、バッテリーが残り一けたになると省電力モードになり、ロックボタンを押したときのみ簡略化された文字盤が表示されます。そのほかの操作は一切できません。

(5)カメラ

200万画素なのでその程度と言ってしまえばそれまでですが、まぁ普通に見られます。明るさがある限りはメモ代わりには使用できるでしょう。

タップ(クリック)するとオリジナルファイルが表示されます。

タップ(クリック)するとオリジナルファイルが表示されます。

(6)アプリ

Gmail、Chromeは普通に動きます。ミュージックプレーヤーとしてはOnkyo HF Playerはインストールできず、Powerampはインストールできるものの起動しません。また、アプリによってはラウンド型ゆえに操作ができないことがあります。その時はロックボタンを長押しすると画面表示をスクエア型に切り替えることができます

(7)物理的なフィット感

ベルトはLEMFO LEM4 PROほど安っぽくはありません。しかしながらAmazfitやGarminには全く及びません。形状がラウンド型で常識の範囲内の大きさなのでLEM4 PROのように手首が痛くなることはありませんが、やはり重さは感じます。ただ、このあたりは個人差があるので好みの世界かもしれません。

4.スマホとの連携

これはLEMFO LEM4 PROと同様、スマホアプリとしてWiiWatchを使用しますが私のスマホであるUMIDIGI Z2 PROはまともにこのアプリがインストールできないのでWiiWatchの評価ができません。

Watch Droid Phoneアプリを使用することになります。

中華Androidスマートウォッチ使いの救世主となり得るWatch Droid Phoneアプリの紹介/レビューです。
5.まとめ
平日だと出勤から帰宅まで持つバッテリーとカメラあり、スマホ通知あり、さらにストレージ容量もそこそこあるのでミュージックプレーヤーとして使うことも考えられます。ただ、LEM4 PRO程ではないけどゴツいのは間違いないのでそれが受け入れられるかどうかが鍵です。洗練された物がいい人はamazfit paceになるでしょう。